水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について
岡山市水道局では、令和2年4月1日に水質管理目標設定項目に追加された有機フッ素化合物(PFAS)の一種であるPFOS及びPFOAについて、市内浄水場の原水、浄水池及び給水栓を令和2年度は年1回、令和3年度以降は年2回、令和6年度以降は給水栓については年4回に強化して検査しています。
水道局の検査では、PFOS及びPFOAについて令和2年12月から現在まで暫定目標値(PFOS及びPFOAの合計 50ng/L以下)を超過している地点はありませんので、引き続き水道水を安心してご利用いただけます。
水質管理目標設定項目の検査結果は、令和4年度分までを水質試験年報として水道局のホームページで公表しています。令和5年度分は今秋公表予定です。岡山県広域水道企業団及び岡山県南部水道企業団からの受水分についても、同様に検査し公表しています。
水道局では今後も国の動向を注視し、有機フッ素化合物(PFAS)のうち新たなものが水質管理目標設定項目や要検討項目に追加された場合には、検査を実施できる体制を整え監視していくこととしています。
令和5年度 有機フッ素化合物検査結果について(令和6年6月14日更新) (PDFファイル: 65.8KB)
令和6年度 有機フッ素化合物検査結果について(令和6年10月30日更新) (PDFファイル: 52.4KB)
現在、宇甘川下流に位置する宇垣浄水場系の監視を強化しています。
以下のとおり、現在まで暫定目標値を超過していないことを確認しています。
宇垣浄水場系の有機フッ素化合物検査結果について(令和6年12月17日更新) (PDFファイル: 40.5KB)
北区御津地区三谷川において、PFOS及びPFOAが要監視項目の暫定指針値(合計50ng/L)を超過していると市の環境保全課が公表しました。
岡山市水道局では三谷川から直接取水している浄水場はありません。また、三谷川が合流する旭川では、合流地点の上流・下流ともにPFOS及びPFOAは検出されておらず旭川本流には影響ありません。したがって、今回調査を行った三谷川周辺はもとより、旭川本流を取水源とした水道水も安心してご利用頂けます。また、引き続き浄水場における水質検査を実施し、水道水の安全安心を確保していきます。
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