環境マネジメントシステム

昨今の地球温暖化、オゾン層減少、自然環境破壊などの地球環境の悪化は、少雨化、渇水の頻発あるいは水質汚濁などを誘発しているといわれ、安全な水道水を安定して供給するという水道事業の使命を脅かしかねない状況となりつつあります。一方、水道事業は水道水の原料となる水や電力などを大量に消費する環境に負荷を与える事業の一つでもあります。水道局では、環境マネジメントシステム (EMS-Environmental Management System) を運用し、環境負荷の低減に努めています。

環境マネジメントシステムとは?

組織や事業者が、その運営や経営の中で自主的に環境保全に関する取組を進めるにあたり、環境に関する方針や目標を自ら設定。これらの達成に向けて取り組んでいくための仕組みを、環境マネジメントシステム (EMS) といいます。

ISO14001認証取得から独自EMSの運用へ

平成14年5月から環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証取得に取り組み、平成15年3月に本局庁舎での認証を取得しました。その後、出先施設、浄水場、合併地区へと認証範囲を拡張し、平成21年3月には全有人施設で認証を取得しました。
平成22年4月以降、これまでの認証取得で得たノウハウを基に、ISO14001に準拠した独自EMSの運用を行っています。

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