日本遺産「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」とは
今日は僕が活躍した「桃太郎伝説」をスイスイくんに紹介するよ!
ちなみに、僕は「吉備津彦(きびつひこ)」と言います。
みんなが良く知っている童話「桃太郎」に出てくる桃太郎のモデルともいわれているんだ。
おいおい、俺も活躍したんだぞ!
俺は「温羅(うら)」だ。
あまり嬉しくはないが「桃太郎」に出てくる「鬼」のモデルと言われているんだ。
鬼と言われるのは心外だがな!
ふたりは仲が良いんだね。
僕は水道ぼうやの「スイスイくん」だよ。
それじゃあ、ふたりとも説明をよろしく。
吉備津彦の幼少期
僕は昔から弓が得意で、山賊から妹を守るため、
2本の矢を重ねて放ち、同時に2つの桃を射抜いたことがあるんだ。
鉄蓋はその場面をイメージしたデザインになっているよ。
2つの桃を同時に射抜くなんてすごい。
この出来事をきっかけに僕は桃を守り神として大切にしたんだ。
そのため、みんなからは「桃太郎」と呼ばれるようになったんだ。
吉備津彦と温羅の戦い
弓の腕を磨いていた僕は、吉備の国で鬼が村人を苦しめているという噂を聞いて、家来と鬼退治に行ったんだ。
俺は4メートル以上の大きさの人を食べる鬼などと言われ、大和の国ではとても恐れられていた。
もちろん、俺は鬼ではなく、大切な吉備の国と愛する村人を守るため、吉備津彦たちと戦った。
温羅に対する恐ろしさが、
黒い巨大な影としてデザインに反映されているね。
吉備津彦の後悔と温羅の思い
温羅を打ち倒した僕は、温羅と同じ村で暮らしていた阿曽男から、温羅を慕う姉の阿曽媛や村人の話を聞いて、すごく後悔したんだ。
俺たちは、お互い国のために戦っただけだ。
違う形で出会えていたら、友人になれただろうな。
僕は温羅に吉備の国の人々の幸せのために身を尽くすと誓った。その証として「吉備津彦」と名乗ることにしたんだ。
俺は吉凶を知らせる占いをして、
吉備の国の人々の幸せを見守ることにしたんだ。
吉備の国を思うふたりの思いが鉄蓋にデザインされているね。
ふたりとも、吉備の国を守ってくれてありがとう!
「桃太郎伝説」を見てみよう
実は、僕たちの物語の舞台を実際に見て回ることができるんだ。
舞台となっていた場所などが載っているホームページを紹介するよ!
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